シミはできないように予防することが大切ですが、できてしまったシミには、どう対処したらよいのでしょうか。シミケアの方法をしっかりと知っておきたいものですね。
まず、シミの大敵は乾燥肌です。特に冬場や夏の空調による室内の乾燥は、肌への大きなダメージを招くので要注意です!乾燥すると肌の機能は衰えてしまって日焼けしやすくなります。シミそばかすができやすい状態になってしまうのです。
また乾燥はしわの原因でもあって、肌の老化を大幅に進めます。保湿中心のスキンケアを心がけましょうね。
美肌の基本は、いつもみずみずしく柔らかな肌の状態を保つことです。室内環境による乾燥対策におすすめなのは、暖房使用時には加湿器を必ず併用することです。一定の湿度を保つようにしたいものです。
また入浴、洗顔後のケアももちろん大切です。保湿効果の入った入浴剤を使ったり、入浴後や洗顔後に肌に保湿液をぬりましょう。
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肌は乾燥するとシワの原因になるだけでなく、皮脂欠乏性皮膚炎などの皮膚の病気になってしまうこともあります。冬の肌の保湿対策は必ず念入りにやりましょう。皮膚科では肌に負担がかからない保険適用の外用薬も処方してくれます。肌の乾燥がひどい場合は一度受診してみるといいですね。
加齢によるシミ、くすみ、たるみなどは美容外科でも保険適用外です。レーザー、フラッシュランプ、ケミカルピーリング、イオン導入、超音波などによる治療があります。特殊な塗り薬なども処方してもらえるので、お財布に余裕があれば相談してみるのもいいかもです。
ストレスでシミが増えるというケースもあります。心がイライラすると身体もストレスを感じるので、身を守るために副腎という腎臓の上にある臓器から「コルチゾール」というホルモンを分泌されます。
体がストレスに対抗しようとして、男性ホルモンと似たホルモンを増やすのです。このコルチゾールが多いとシミが作られやすい、と言われています。ストレスから肝臓の機能が弱まると頬骨から頬の中心にかけてと、額にかけてシミができやすくなります。
ホルモンバランスが乱れて女性ホルモンの働きが衰えてくると、眉毛の上あたりにシミができやすくなります。ストレスをためない毎日を心がけてシミケアをしていきましょうね。